なかなか体重が落ちない!

1食なら何を食べてもいい

 

自分の目標体重まで減量し、その体重を、一生無理なく維持していくためには、「もっと食べたい」という意識を変えることが大切です。そこで佐藤診療所院長の佐藤周三先生が、患者さんに最初に指導しているのが「1日1食ダイエット」で、ポイントは二つあります。

 

一つ目は「食事は1日1食」。

 

目標とする体重を決めたら、1日1食、食べたいものを食べたいだけ食べます。1日1回だけ「快食」をするのです。朝、昼、夜のいつでも構いません。目標体重になるまで続けます。果物、お酒、ジュース類、菓子類などを取りたいときは、1日1食の食事のときに、好きなものを好きなだけ取りましょう。

 

ただし1食以外は、たとえ、あめ1個、チョコレート1粒、ジュース1本でも口にしないでください。口にしたら、それを1日1食に数えるので、その日の食事はそれで終わります。

 

1日1回だけなら、何を食べてもよいので、例えば、ケーキだけでおなかをいっぱいにしても結構です。もちろん、食事内容が、たんばく質と野菜中心なら、ダイエット効果はより高くなります。炭水化物、糖分、油分を控えれば、体内に蓄積される脂肪が減るので、目標体重により早く近づけるのです。

 

食事以外では、水、お茶やブラックコーヒーなど、無糖の水分だけを口にします。また、コンブやカツオのだし汁を飲んでも構いません。

おなかがすくのは、やせるチャンス

 

体重は、毎日計測して記録します。1日1食がつらいと感じるのはせいぜい3〜4日です。それ以降は、体が順応して脳内麻薬が出るので、つらくなくなっていきます。

 

1〜3カ月くらいで目標体重まで落とせますが、目標体重まで減っても、できれば、その食事の量に体を慣れさせるために、9カ月続けましょう。そうすると、その後、1日3食に戻しても、1食当たりの量が少しで満足できるようになっているので、リバウンドの心配は、ほぼなくなります。

 

おなかがすくのは、やせるチャンスです。おなかがすいてしばらくすると、体内にため込んでいた脂肪が分解されますが、この脂肪こそが、体重を増やす元凶。

 

身長が同じなら、臓器(心臓、肺、胃、腸など)や血液の重さはほぼ同じなので、仮に、同じ身長の2人の体重が30kg違えば、それは体にため込んだ脂肪の量の違いなのです。

 

脂肪は、空腹のときしか使われません。おなかがすいてグーグー鳴ったら、100gくらい脂肪が減ってやせています。おなかが鳴ったら、ダイエットに成功していると考えましょう。

肥満の原因を考える

二つ目は「肥満の原因を考える」です。

 

1日1食を続けて体重を減らしながら、なぜ自分が太ってしまったかを考え、食事に対する意識を変えていきます。

 

太っている人が「もっとたくさん食べたい」と思うのは、食べることによって大いに満足したり、食べることだけを楽しみにしたりして、精神的な満足を得ているからです。そうした意識のまま無理なカロリー制限を続けていれば、心の安定が保てなくなり、リバウンドします。

 

ダイエットに成功するためには、食べる楽しみを他の楽しみに置き換える必要があります。

 

食べること以外なら何でも構いません。ショッピング、スポーツ、自宅でのカラオケなどの趣味や、面白いと思えることを見つけて、打ち込んでみましょう。体重が減って体形が変化することや、スリムな洋服を着られることなどで、満足感を得られる患者さんも多くいます。

面白いことで心を満たす!

食べることで安易に精神的な満足を得るのではなく、面白いことで心を満たそうと心掛けているだけでも、意識は少しずつ変化し始めます。

 

たくさん食べる理由は、ストレス解消だけではありません。「さて12時になったから、お昼ごはんを食べなくちゃ」と、朝食をしっかり食べたばかりでも、またすぐに、まるで義務のように昼食をがっつり食べる人もいるのです。おなかは本当に減っているのでしょうか?

 

時間がきたからと、昼食を食べる必要はありません。人類600〜700万年の歴史で、昼食を食べ始めたのは、ごく最近。日本では明治時代の中期で、それまでは朝と夜の2食でした。

 

やせている人は、「おなかがすいたから」食べる人です。本来、人間が食べるための合理的な理由はただ一つ、「おなかがすいたから」だけなのです。

 

一方、太っている人は、たくさん食べるための"意味不明な"理由をいろいろ考え出します。

 

「おいしそうだったから」「目の前にあったから」「もったいないから」「せっかくもらったから」「自分でお金を払ったから」「他の人も食べていたから」など、きりがありません。

 

食生活を見つめ直して、自分が毎日たくさん食べてしまう理由が、いかに非合理的で、外的な要因に引きずられているかを認識することが大切です。

 

食べること以外に楽しみを見つけて、ストレスを解消することと、空腹でもないのに意味不明な理由で食べていることに気付き、それをなくすこと。それが、一生太らない1日1食ダイエット成功への近道です。

 

 


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