なかなか体重が落ちない!

たんばく質はやせホルモンのもと

 

前項でお伝えしたとおり、「眠るだけでやせられる」というのは、決して夢ではありません。

 

ただ、効率的にやせる体をつくるには、質のよい睡眠を適切に取る必要があります。そのための知識を得て、意識して行動することも重要です。

 

ここでは、よい睡眠を得るための、「やっていいこと・悪いこと」を、「食事編」と「生活編」に分けて、紹介します。

寝るだけダイエット成功のための【食事編】

●1日2リットルの水を飲む

 

人体の60%は水分です。水の摂取は、体内の老廃物を外に出して、体の代謝を上げるために欠かせません。1日に2リットルを目安に飲みましょう。

 

お茶やコーヒーだと、体内で1度ろ過する工程が必要になるので、その分、体に負担がかかります。できればミネラルウォーターを、冷やさず、常温で飲むのが理想です。

 

●食事は野菜から食べる

 

血糖値を急激に上げないために、野菜から食べる習慣をつけましょう。食後に血糖値が急に上がると、それを下げようとして、インスリンがドッと分泌されます。ここで過剰に分泌されたインスリンが、食間の時間帯に空腹感を呼び起こし、過食を招くのです。

 

●たんばく質をしっかりとる

 

ダイエット中は摂取カロリーを気にするあまり、肉や魚を控える人がいますが、これは間違い。たんばく質は、体をつくる土台であり、成長ホルモン、つまり「やせホルモン」のもとでもあります。

 

●就寝3時間前は食べない

 

睡眠は、体をしっかり休息させるためのもの。その直前に食べてしまっては、「消化」という仕事を与えられた体は、休めなくなってしまいます。

 

夕食はできれば、就寝3時間前までに済ませましょう。そうすることで、たんばく貿もじゅうぶんに消化吸収され、就寝後に「やせホルモン」となって、体をめぐっていくのです。

 

●就寝直前に食べるなら

 

どうしても空腹がおさえられないときは、できるだけ刺激の少ない、消化にいいものをとりましょう。

 

・就寝までに1時間以上ある場合は、みそ汁やコンソメスープなどを、腹7分目くらいまで。

 

・就寝前30分以内の場合は、脂肪分のない汁物やハーブティーを腹6分目くらいまで。

 

●寝酒はNG

 

お酒を飲むと短時間で眠くなりますが、その眠りは健康的で美しくやせるための眠りとはかけ離れたものです。

 

覚醒作用により眠りが浅くなり、夜中に目覚めやすくなります。睡眠中にも肝臓に「アルコールの分解」という仕事をさせることで、体はリセットできず、「やせホルモン」もあまり分泌されません。

 

また、その睡眠導入作用は習慣性があり、依存しやすくなるという恐ろしさも抱えています。百害あって一利なしです。

 

●サプリやハーブを活用

 

いくらダイエット中といっても、食事はやはり楽しみたいもの。おいしいものを存分に食べる日は、カロリーカットのサプリメントを使ったり、よい眠りを得るために、ハーブの香りなどを活用したりするのも、いいと思います。

寝るだけダイエット成功のための【生活編】

 

●入浴

 

就寝1時間前までに、約38〜40度のぬるめのお湯に、最低でも10分間つかる、というのが理想です。

 

眠くなると手足が温かくなるのは、体が表面から熱を放出させることで、体内の深部体温を下げているから。活動を止めて、内部の温度を下げ、「お休みモード」に切り替わることで、体も眠る準備をするのです。

 

逆にいえば、体の表面をじゅうぶんに温めることが、眠りを導く近道だということ。

 

ただし、熱いお湯や、就寝直前の入浴は、自律神経のうちの交感神経を刺激し、体を目覚めさせてしまいます。シャワーだけで済ますのも、有効ではありません。

 

自律神経の副交感神経を優位にし、体をリラックスさせるには、湯ぶねにゆっくりつかり、手足をしっかり温めましょう。

 

●運動

 

寝る前の運動は、実はNG。特に、腹筋のような、息を詰めて行う「筋トレ」系の運動をすると交感神経が活発になり、眠りを妨げます。

 

就寝前に体を動かすなら、軽いストレッチやヨガなど、息が上がらないものが適しています。腹式呼吸をするだけでも、じゅうぶんです。

 

●パソコンや携帯の使用

 

パソコンやスマートフォン、携帯電話の画面に使われているブルーライトが目から入ると、眠りにくくなります。ブルーライトは太陽光にも含まれ、脳を覚醒させる働きがあるのです。

 

これまで挙げてきた中に、思い当たることがあるかたは、できることから改善していきましょう。


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