なかなか体重が落ちない!

「パンツストレス」が熟睡を妨げる!

 

「寝つきがよくない」「眠りが浅い」「夜中に何度も起きる」など、睡眠障害に悩んでいる人は多いものですが、その大きな原因はストレスです。ストレスというと、皆さんは精神的ストレスのことだと思うでしょう。しかし、実は、身体的ストレスも大いに関係しています。

 

身体的ストレスのもとになっているのは、パンツやパジャマによる「体の拘束」です。たいていの人は、睡眠時にパンツやブラジャーなどの下着をつけ、パジャマを着ているでしょう。

 

こうした着衣は、「布地の密着、密閉」と「ゴムの締めつけ」により、体を拘束します。中でも、小さなパンツが、熟睡を妨げる最大の身体的ストレスです。

 

本来、私たちの体は、ごく一部が拘束されただけで、深い眠りが得られません。拘束によってストレスを受けると、体は緊張し、血管や内臓などを調節している自律神経の働きが乱れます。自律神経が睡眠・覚醒を制御しているので、当然、熟睡できないのです。

パンツやパジャマを脱いで寝る

 

札幌五輪橋産婦人科小児科病院の丸山淳二先生は、こうした着衣による体の拘束を、「パンツストレス」と呼んでいます。もちろん、精神的ストレスで「寝つきが悪い」ことはよくあります。ただし、「眠りが浅い」という睡眠障害のほとんどは、パンツストレスが原因なのです。

 

そこで、丸山先生がお勧めなのが、「ノーパン睡眠健康法」です。

 

パンツやパジャマを脱いで寝て、パンツストレスを取り除くと、自律神経の乱れが解消し、熟睡できるようになります。たとえ、精神的ストレスを抱えていても、脳や体の疲れをすっかり解消できるほどの、快くて深い睡眠が得られるのです。

 

このノーパン睡眠健康法は、体に密着してまとわりついたり、ゴムを使っている着衣を脱いで寝るのが原則です。

 

とはいえ、素っ裸で寝ることに抵抗を感じる人がいるかもしれません。そういう人は、頭からすっぽりかぶるタイプのものや、ロング丈のワンピース型のパジャマ、浴衣など、ゆったりと体を解放できるものなら、着用してもかまいません。ただし、下着や靴下は、いっさいつけないでください。

 

どうしても、下半身に何かつけないと心もとない人は、パジャマのズボンのゴムを、ひもに替えてはくといいでしょう。越中ふんどしもけっこうです。

ノーパン睡眠健康法でダイエット

さて、ノーパン睡眠健康法を実行すると、冷え症、肩こり、腰痛、婦人科系の病気などを解消、改善することができます。そして、特筆したいのが、ダイエット効果です。なぜ、ノーパン睡眠健康法をすると、ダイエットにつながるのでしょうか。

 

パンツストレスから体を解放すると、体を休息状態にする自律神経の副交感神経が活性化され、体がリラックスし、深い睡眠がもたらされます。

 

深い睡眠は、安静時に消費する基礎代謝を高め、新陳代謝を促進します。実は、1日に消費するエネルギーの3分の1は、睡眠時のものなのです。睡眠時の基礎代謝が上がれば、ダイエット効果も高まるわけです。

ノーパン睡眠健康法でダイエットに成功した例

では、ノーパン睡眠健康法で、ダイエットに成功した人の例をご紹介しましょう。

 

34歳の女性Sさんは、睡眠時にパンツを脱いで、ネグリジェふうのパジャマだけを着て寝るようにしました。すると、3日目から体がポカポカし、熟睡できるようになったそうです。

 

そして、1カ月ほど続けると、60kgほどあった体重が、55kgになり、5kgのダイエットに成功しました。以前は、階段を上るといつも息切れをしていたのが、今は体が軽く、階段を上っても息切れしないそうです。

 

Sさんは、食事制限はいっさいしていません。「ダイエットが成功したのは、ノーパン睡眠健康法のおかげ」と喜んでいます。

 

また、41歳の女性のTさんは、以前はネグリジェの下に、下着やスリップをつけて寝ていたのを、パンツも含めて下着をすべて脱いで寝るようにしました。すると、驚くほど熟睡できるようになり、頭痛が解消したそうです。冷え症も改善し、下半身のむくみも取れ、スリムになったといっています。

 

このノーパン睡眠健康法は、毎晩行うのが望ましいのですが、まずは週末だけでもいいので、試してみてください。


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