なかなか体重が落ちない!

やり方は簡単

 

「ウエストサイズがその場で大幅ダウン!」「むくみが取れ、下半身がすっきりやせた!」などなど。これは、アジアンハンドセラピー協会理事・鍼灸師の松岡佳余子先生が勧める、「手のひらダイエット」を体験した人たちの生の声です。

 

やり方は、手をもう片方の手でギュッと握るだけ。そんな簡単な方法で、なぜすぐに効果が表れるのでしょうか?

 

まずは、ベースになる考え方を説明しましょう。

 

松岡先生は普段、「手指鍼(しゅししん)」という、手指に刺激を与えて、病気や不調の改善をはかる鍼灸治療の一つを行っています。

 

体には、多くのツボがあります。そして、手にも体の各部に対応するツボが、14本の気(一種の生命エネルギー)の流れに沿って、なんと354個も点在しています。

 

さらに、それらのツボは無秩序に点在しているわけではありません。例えば、小指は足に対応し、第1関節は足首に、第2関節はひざ関節に、付け根の関節は股関節に対応する、といったように、規則的に並んでいるのです。「手は全身の縮図」と言ってもいいでしょう。

手には全身の不調が表れる

 

手はとても敏感な所で、不調のある器官や臓器に対応するツボを刺激すると、痛みや違和感が強く出ます。そして瞬時に脳へ、その信号が送られます。

 

「ここが不調ですよ」という情報を、手のツボから受け取った脳は、症状に応じて「血液やリンパなどの働きを活性化させなさい」という指令を発して、一斉に修復にとりかからせます。その結果、体の不調や痛みが解消されるというしくみなのです。

 

マッサージなどはリラクゼーション効果が高く、とても気持ちがいいものです。しかし、その場で不調が改善されても、すぐまた元の状態に戻ってしまった、という経験はありませんか?

 

しかし手指鍼は、手のツボから脳を介在させて、不調部分を活性化させます。そのプロセスを経ることによって、自然治癒力がより引き出されるため、効果が早く表れ、しかも長持ちするのが特長です。

 

骨折などの治療に使うと、骨細胞の活性化が促され、通常の半分の時間で完治する例も、まれではありません。

その場でウエストサイズが細くなる

今回、松岡先生が紹介する手のひらダイエットは、手指鍼を応用したダイエット法です。しかも、道具を使わずに簡単で、即効性も期待できます。

 

やり方は、ちょうど骨盤と股関節のツボに相応する、親指の付け根から小指の付け根を覆うように反対側の手を当て、甲の下部分を思い切りギュッと握ります。

 

これを呼吸と組み合わせて、10回ほど続けていきます。すると5分ほどで、ゆがんでいた骨盤が、正しい位置へと矯正されます。

 

その場でウエストサイズが、3〜5cm細くなる人も少なくありません。試してみる前に、ぜひウエストサイズを測っておくといいでしょう。

 

また、内臓下垂によって圧迫されていた股関節も矯正されると、うっ血していた下半身の血流がよくなり、足のむくみもスッキリ。骨盤のねじれから引き起こされるO脚にも、即効性大です。

腰痛や肩こりの人にもお勧めの方法

もともとは、松岡先生は腰痛や肩こりに悩む人たちのための骨盤矯正法として、専用のゴムバンドを開発しました。それをいろいろな人につけてもらい、データを取るうちに「先生、やせました」という申告が多く寄せられ、松岡先生自身がびっくり! なかには、短期間で10kgもやせたという人も出てきています。

 

専用のゴムバンドを使えば、らくに刺激できますが、もちろん、手だけで刺激しても問題ありません。一度行うだけでも、効果が実感できると思います。しかし、骨盤は日々の習慣による体のクセや、ちょっとした姿勢のくずれで、すぐにゆがみが生じてしまいます。

 

また、同じ東洋人でも中国人や韓国人と比べて、日本人は筋力が弱いという傾向があります。さらに、年齢とともに筋力が弱ってくると、どうしても骨盤はゆるみやすくなってしまいます。それを補うためにも、1日1セット以上、毎日続けて行い、正しい骨盤の位置をキープすることが大切です。

 

骨盤が安定すると、歩幅が広く、足が高く上がるようになります。ということは、1歩でたくさんの筋肉が使われる=カロリー消費量が上がり、よりやせやすい体質へと変わっていく、という好循環が生まれます。

 

理想の体形がかなった後は、月に1回程度行えばOK。

 

1セット10回、5分足らずでできる手のひらダイエット。自宅でも、外出先でもすぐに行える簡単な方法なので、ぜひ試してみてください。

手のひらダイエットのやり方

@ 左手の甲を覆うように、右手で左手をつかむ。右手の親指は左手の小指の付け根に、右手の人さし指と中指は、左手の親指の付け根に当てる。

 

A ゆっくり息を吐きながら、右手に力を入れて、左手のひらを内側に丸めるように締めていく。息を吐ききるまで、その状態をキープする。

 

B ゆっくり息を吸いながら、左手のひらを開いて元の状態にする。A〜Bを10回くり返す。右手も同様に行う。


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