なかなか体重が落ちない!

沖縄はメタボ県に転落

 

かつて、沖縄県は日本一の長寿県でした。それが今では、その座から滑り落ち、日本一の肥満率を誇るメタボ県となてしまいました。

 

その原因は「食事の本土化」にあると、いわれています。

 

ラフテー(豚肉の角煮)など、沖縄料理の中心であった肉食が大きくへり、一見、ヘルシーな和食を食べる機会がふえました。その結果、多くの沖縄の人たちは肥満になり、糖尿病などの病気が増加。平均寿命も下がったと、考えられるのです。

 

そこで、こくらクリニック院長の渡辺信幸先生が提案しているのがMEC食です。これは、肉(Meat)、卵(Egg)、チーズ(Cheese)の頭文字を組み合わせた造語で、動物性たんばく質を中心にした食事方法です。MEC食は、体が元気になる健康食です。同時に、優れたダイエット食でもあります。

 

肥満に悩み、体調をくずしている人が、MEC食を始めると、体重が自然とへり、生活習慣病などが改善して、どんどん健康になっています。

 

渡辺先生はMEC食を推奨し、これまで3000人以上のかたの生活習慣病を改善し、また、ダイエット(減量や痩身)も成功させてきました。

MEC食の基本ルールは、二つだけ

 

では、MEC食のルールをお話ししましょう。基本ルールは、二つだけです。

 

@ 肉・卵・チーズを積極的に食べる

 

A ひと口30回ずつかむ

 

最も重要なのは、たんばく質と脂質をしっかりとること。ご飯やパン、めん類などの炭水化物といった糖質を多く含む食品、お菓子類や清涼飲料水を控えます。

 

1日のベース量は、肉200g、卵3個、チーズ120gです。1日のうち、これらをどんな形で食べてもかまいません。

 

例えば、朝食はチーズとゆで卵に、糖質の少ない葉野菜をそえる。昼食と夕食は、肉を中心に、葉野菜を食べるといいでしょう。ご飯のおかずとして食べるステーキは、つい味を濃くしがちです。しかし、肉が主食になれば、それほど濃くしなくても食べられます。つまり、減塩にもなるのです。

 

肉の種類は問いません。牛、豚、鶏、羊のどれでもけっこうです。食べ飽きないコツは、調味料をそろえ、今日は和風に、明日はハーブソルトでイタリアンにと、変化をつけることです。

 

トンカツ、から揚げ、フライドチキンなど、揚げ物も避ける必要はありません。沖縄で人気のポーク卵なども最適です。

 

また、卵は必須アミノ酸をはじめとして、完全栄養食といっていいほど、必要な栄養素が多く含まれた優秀な食品です。

 

MEC食にすることで、ビタミン、ミネラルも含めて、ほとんどの栄養素を網羅できます。唯一、不足しがちなビタミンCも、それが豊富な葉野菜を摂取すれば、完璧です

肉・卵・チーズでやせる四つの理由

食べる順番は、よく野菜を先に食べるといいといわれますが、「まず肉から食べよ」が、渡辺先生の方針です。それは、野菜を食べてから肉を食べると、空腹感が強く出てくるためです。

 

では、MEC食にすると、なぜやせられるのか。主に四つの理由が考えられます。

 

○咀しゃくによる満腹中枢刺激効果

 

○たんばく質の熟産生効果

 

○糖質制限効果

 

○精神安定効果

 

食事を始めて、満腹中枢が反応するまで20分はかかります。このため、早食いの人は、満腹中枢が反応するまでに、多くの物を食べてしまいがちです。ですから、ひと口30回かめば、満腹感が早めに得られ、食べすぎが自然と防げるのです。

 

第二に、食事をとると、その消化に必要なエネルギー量が上がる現象があります。これを、「食事誘発性熱産生」といいます。摂取する栄養素によって、エネルギーの消費量に大きな違いがあるのです。

 

糖質のみのときは約6%、脂質のみのときは約4%。これに対して、たんばく質のみのときは、約30%が消費されるのです。つまり、たんばく質をたくさん食べると、体内でより多くのエネルギーを消費することになります。

 

第三に、MEC食は、糖質制限効果があります。肥満の主な原因は、糖質の食べすぎです。摂取した糖質が体内で利用しきれずに余った場合、すべて脂肪に変わってしまうからです。MEC食で糖質をへらせば、それが減量や痩身効果を生み出します。

 

第四に、肉を食べると、「幸せ」を感じる神経伝達物質のセロトニンが分泌され、イライラや気分の落ち込みを軽減するのです。この点から、ストレスによる過食の予防効果があります。

 

ぜひ、楽しみながら、お肉をたっぷり食べてください。続ければ、自然とやせ始め、健康になります。


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