なかなか体重が落ちない!

月10万を化粧品に使っても肌はよくならない

 

薬膳とは、中国の伝統医学に基づいた食養生のことです。季節、体調、体質に合わせて必要な食材をとり、不必要な食材を避けることで、体のバランスを整え、健康な体を維持することができるとされています。

 

薬膳料理研究家の池田陽子先生が薬膳を始めたのは、30歳を過ぎたころに、肌の衰えを自覚したからでした。当時、顔にシミやシワ、たるみなどが出てきて、気になったのです。そのころは雑誌の編集をしていて、池田先生は多忙を極める毎日でした。そのめちゃくちゃな食生活の影響が、肌に出たのでしょう。

 

大慌てで、アンチエイジングに効果がある化粧品を買いあさり、気づけば1カ月の化粧品代に10万円も使うほど。しかし、高価な化粧品を使っても、肌の状態はそれほど変わらなかったのです。

 

池田先生は「それなら、食べるものを見直してみよう」と思い、近所の薬膳教室に通いました。さらに、国立北京中医薬大学に入学し、国際中医薬膳師の資格を取りました。そうしてわかったのは、池田先生は「?血(おけつ)」の体質だということです。

 

?血というのは、血の巡りが滞った状態のことです。?血になると、打ち身、アザができやすくなり、足に毛細血管が浮き上がりやすくなります。

 

「生理のときに経血にレバー状の塊がある」「舌の裏に静脈が青黒く2本くっきり浮き出ている」という人は、ほぼこのタイプです。

血の巡りがよくなる食事を心がけた

 

血の巡りが滞ると、血液の中に脂肪がふえます。そして、皮下脂肪はたまりやすくなり、老廃物をため込みやすくなり、太りやすくなるのです。

 

池田先生が悩んでいたシミも、?血が原因だったのでしょう。血の巡りが悪いために、肌の新陳代謝が衰え、老廃物がたまって、シミが出現したわけです。

 

そこで池田先生は、薬膳の考えを基に、血の巡りがよくなる食事を心がけました。血の巡りをよくする食材のうち、最も食べたのが、青背の魚のサバです。薬膳的に見ると、サバは「括血」食材といい、血の巡りを促し、老廃物を洗い流します。

 

意識してサバを食べ始めたのは、7〜8年くらい前から。最初は、サバや塩サバを調理して食べました。サバを買うために、残業を早めに切り上げて、夜10時閉店のスーパーに猛ダッシュで駆け込む毎日でした。

 

しかし、仕事が忙しくなるとスーパーの閉店に間に合いません。運よく購入できても、帰宅してそれから調理するのは、めんどうです。正直、忙しかった私がサバを食生活に取り入れるのは、とても無理でした。

サバ缶ならコンビニで買えて使いやすい!

池田先生はあるとき気がついたのです。「コンビニならサバ缶を売っている」と。サバ缶なら、3枚におろす手間もいりません。調理するのも、保存するのも、とても簡単です。しかも、骨もやわらかいので、丸ごと食べられるし、旬の時期のサバを缶詰にしているので、栄養もたっぷり。薬膳に利用するにはもってこいです

 

池田先生は、それからは、もっぱらサバ缶を食べました。

 

そのほか、しめサバも手軽に食べられることに気づき、大いに利用しました。和のイメージの強いしめサバですが、サラダに組み合わせたり、スパイスを振って焼いて洋風レシピに仕上げたりしても、とてもおいしく食べられます。それに、生のサバよりは保存がききます。

 

また、ただ焼くだけでいいサバの干物も、よくメニューに加えました。

 

このようにいろいろなサバを使って、2〜3日に1回はサバ料理を食べ続けたのです。

 

すると、うれしい効果が現れました。しだいに体重がへってきたのです。

 

以前、テレビで「サバ缶ダイエット」が紹介され、一時期サバ缶が売り切れになったことがありました。そのダイエット効果は、薬膳的な観点から見ても本物だったのです。

シミやシワ、目の下のクマが、いつの間にか消えていた

池田先生の身長は166cmですが、当時の体重は55kgを超えており、これ以上ふえたら困ると思っていました。それが、サバを食べ始めて3カ月で5kgの減量に大成功。その後もサバはよく食べているので、さらに体重がへって、現在の体重は48〜49kgになっています。

 

池田先生は、ひさしぶりの40kg台に「やった〜!」と跳び上がりたくなりました。

 

おまけに、あんなに悩んでいたシミやシワ、目の下のクマが、いつの間にかすっかり消えていました。むくみや肩こりも、全くなくなったのです。

 

このように、ダイエットに成功し、肌がきれいになったのは、サバの効果で血の巡りがよくなったからにちがいありません。

 

ちなみに、池田先生はサバを食べるときに、血の巡りをよくするほかの食材を組み合わせて、よく食べます。例えば、タマネギやピーマン、パプリカ、ラッキョウ、ニラ、ナス、チンゲンサイ、黒豆、黒キクラゲ、黒酢、モモ、サフランなどです。

 

カロリーが低くてダイエットにいいと思われがちな生野菜、トコロテン、モヤシは、体を冷やします。そのため、冷えが気になる人のダイエットには逆効果になるので、注意が必要です。

 

皆さんも、サバを積極的に食べて、スリムな体や美しい肌を手に入れてください。


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