なかなか体重が落ちない!

長いこと科学的に検証されてなかった

 

食事をすると血糖値が上がりますが、その上がり方は食事内容によってまったく変わってきます。

 

そこで、1980年代から注目され始めたのが「GI(グリセミック・インデックス)」です。その食品を取った後の血糖値の上昇度を示す指数で、低いほど食後の血糖値を上げにくい食品です。そうした低GI食の代表の一つが野菜であることは、よく知られています。

 

しかし、食事の中で、どのタイミングで野菜を取れば、効果的に血糖値の上昇が防げるかは、長いこと科学的に検証されてきませんでした。城西大学薬学部の金本郁男教授らは、その検証実験を以下のような方法で行いました。

 

20〜40歳代の健康な被験者10人を2群に分け、A群は野菜サラダを食べた10分後に米飯、B群は米飯を食べた10分後に野菜サラダを食べてもちいます。米飯は200g、野菜サラダは生キャベツ60gのせん切りに、穀物酢・オリーブオイル各10gと適量の塩を混ぜたドレッシングをかけたものです。

差は食後60分まで続く

両群の食後の血糖値の変化を、食前をゼロとし、食後20・30・45・60・90・120分に計測しました。さらに、1週間以上後に、A・B群の被験者を入れ替えて同様に実験し、全体の平均値を取りました。

 

こうして比較したところ、先に野菜サラダを食べたA群では、食後20分までほとんど血糖値が変化していません。先に米飯を食べたB群では、この時点で血糖値が15mg/dl上昇しています。食後30分で両群には最も大きな差が現れ、A群は食前より5mg/dlしか上がっていないのに対し、B群では約40mg/dl上昇しました。その差は、35mg/dlです。

 

両群の差は食後60分まで続き、殊に20・30・45分後の数値は、統計学的にも有意な(意味の認められる)差でした。血糖値とともに、血中のインスリンも、ほぼ同じように変化していました。

先に野菜を食べる習慣は大いに役立つ

この実験から、食事の最初に野菜料理を食べると、血糖値の急激な上昇を抑えられることがわかります。

 

血糖値の高い時間帯が長く続くと、糖尿病の発症や悪化を招きやすいのはもちろん、内臓脂肪の増加にもつながります。増加して使い切れなかった血糖は、中性脂肪に変わり、内臓脂肪として蓄積されるからです。

 

肥満の中でも、生活習慣病につながる内臓脂肪型肥満を防ぐため、先に野菜を食べる習慣は大いに役立つと考えられます。

 

血糖値の管理のためにも、内臓脂肪型肥満を防ぐためにも、先に野菜から食べる食事法をぜひ実践してみてください。

野菜を先に食べれば内臓脂肪型肥満を防げると実験で証明関連ページ

医師が考案!野菜を先に食べる「サキベジ」で自身の体重が50kg減!
ダイエットや血糖値の改善など日に見える効果が表れています
内臓脂肪を減らし、ポッコリおなかを解消する「サキベジ」のやり方と効果
調理方法にも決まりはなく、サキベジのやり方はいたって簡単です。
空腹を感じないダイエット「サキベジ」で10kg20kgやせた人が続出!
難しく考えず、楽しくサキベジを習慣にすることが長く続けるコツ
健康で長生き!長野市で盛り上がる「サキベジ」運動
ただ長生きするのではなく、いかに健康寿命を延ばすかが大きな課題に。
「サキベジ」プラス運動とコミュニケーションで健康増進
サキベジを始めて3kg減り、体調も絶好調になりました
「サキベジ」のおかげで長野市長は73歳と思えない若々しさに
市長と行動をともにした40代の男性秘書は4kgも減量できた
「サキベジ」で体重が32kg減!健康的に満腹感を得ることができるように
子どものころからのコンプレックスだった肥満を解消でき感謝しています。
「サキベジ」はダイエットだけでなく血圧や血糖値、コレステロール値にも効果がある
食事の最初に野菜をたくさん食べる。ただこれだけで、若さと健康が手に入ります。